移動火葬車ってどうなの?
移動火葬・訪問ペット火葬とは?
大切なペットが亡くなった時、お葬式や火葬はどうしますか?
どこに頼めばいいのかわからない、いろんな会社があって困惑するという方も多いと思います。
お別れをする際の一つの方法として、ここでは移動火葬・訪問ペット火葬についてご紹介します。
移動火葬車
ペットのお葬式での「訪問火葬」とは、「移動火葬車」と呼ばれる、ペットの火葬設備を搭載した特殊車両でご自宅まで伺い、ご自宅の敷地や近隣でペットを火葬するサービスです。
この様なサービスは30年ほど前から少しずつ浸透し、最近では首都圏に関わらず全国的に広まっています。
シェアリングテクノロジー株式会社の調査によりますと、火葬場所として「火葬車」を希望される方が96.2%と大半を占めています。
しかし、これはペット用の固定炉を備えている施設や業者が多くないことが最大の要因です。
訪問火葬のメリット
- ペットを連れて出かける必要が無い
ペット葬儀会社のスタッフがペットの火葬に必要な設備を準備して自宅に来てくれます。
ペット霊園に亡くなったペットのお体を連れていく必要なく、ペットの火葬を自宅にいたままで終えることができます。
車が無い、家族に身体の不自由な方がいるなど、外出ができなかったり心配な方に適したサービスです。 - 朝早くや夜遅い時間帯も対応してくれる会社がある
ペット霊園の場合は、概ね開園時間と閉園時間が決まっています。
平日など、お仕事などで夜の時間帯を希望する場合は、訪問火葬が適しています。
しかし、ペット葬儀会社のホームページには24時間対応と記載があっても、それは受付時間のことで、火葬やお葬式の対応はある時間が限られていることがあります。 - 近所のペット仲間も一緒に見送ることが出来る
犬を飼っている人なら、近所の人が可愛がってくれた、犬友がいるという方も多いでしょう。
可愛がってくれた方に「〇〇日の〇〇時にお葬式をするのでペット霊園に来てください」とはなかなか声をかけ辛い場合もあるかと思います。
しかし、訪問火葬であれば「お線香をあげる」だけでも、ご近所の方も集まって一緒に見送りができます。 - ペットの散歩道など馴染みのある場所で火葬ができる
思い出の場所で最期の見送りができたら…と思われるご家族様もおられます。
その様なご希望に対応できるのも訪問火葬の良い点です。
ペット訪問火葬のデメリット
- 天候に左右されることがある
ペットの訪問火葬は、ペット火葬車という設備を使用し火葬を行います。個別に火葬ができます。
また、火葬の後はお骨上げもできます。
しかし、あくまでも車両です。
強風、降雪、大雨などの天候が影響することがあります。
台風などの悪天候の場合は、火葬車がご予約の時間に訪問することができずに、日時の延期となる場合もあります。 - お見送りやお骨上げに人の目を気にしないといけない場合がある
サービスを車両の設備を使用するため、ご自宅の環境を考慮しお葬式を行います。
出棺やお骨上げなど近隣の方の目が気になることがあります。
ただ、多くのペット訪問火葬会社の車両には「ペット葬儀」などの文字の印字はありません。
見た目は普通のワゴン車に見え、近隣への配慮をしています。
自宅まで来てほしくない場合は、ご自宅まで訪問せずに指定した場所で待ち合わせして対応してくれることもあります。 - 読経供養や仏具の購入など、受けたいサービスに限界がある
ペットの訪問火葬は、概ね一人か二人で対応する会社がほとんどです。
多くの会社は民間の一般企業が運営しており、担当のスタッフがお経を読んだり、供養することはありません。
また、位牌や仏壇などの仏具も常時携帯し持参することは難しいため、満足のいく手厚い供養を受けることが難しい場合もあります。
しかし、ペット葬儀会社の中には、訪問先で読経を行うことができる場合もあります。
ペットの訪問火葬にはメリットとデメリットがあります。
飼い主様のライフスタイル、希望する葬儀の仕方、その時の状況に合わせて選択してみてはいかがでしょうか?
ご相談やご不明な点等ございましたらお気軽にお問い合わせください。
うちの子のお葬式は
大切なペットを後悔なく
感謝の気持ちを込めたセレモニーを行えるように
生前のお見積りやご相談も
お気軽にお問い合わせください。
7時45分~18時受付 時間外はLINEにて受付中