もしもの時に備えて…

お別れの準備

ペットとのお別れは想像するだけで辛いものです。

しかし現実としてペットにも必ず亡くなるときがやってきます。

生前から亡くなった時のことを考える・準備するなんて縁起でもない!という方も当然いらっしゃると思いますが、動物のほとんどが人間よりも寿命が短いです。

もしものときにどうするべきかを慌てないために、ここではお別れの準備についてご紹介します。

最期のサイン

犬や猫の場合、6~7歳頃からシニアの仲間入りと言われています。

種類に差はありますが、一般的に12~15歳が寿命といわれています。もちろん猫ちゃんの場合は20歳くらいまで長生きの子もいますし、大型犬だと10歳くらいで寿命の子もいます。

食欲がなくなったり、排泄がうまくできなくなったり、呼吸が浅くなったりすると最期のサインだと言われています。

中にはけいれんを起こす子もいます。

このような症状が現れたら、病院に相談に行くと同時に、お別れの準備を始めるのが賢明です。

準備すること

準備をしておいたほうがいいと言われても、実際にどんな準備をするべきなのかわからないという方は、以下の項目を準備しておきましょう

安置に必要なものを揃えておく

何度かご紹介していますが、ペットが亡くなった時、その日のうちにすぐに火葬・葬儀ができるとは限らないので、一般的には1~2日ほどご自宅で安置することになります。

その際に必要となってくるものが、

  • 棺(段ボールや箱でもOKです。)
  • 保冷剤・ドライアイスなどの冷やせるもの
  • ペットシーツや防水シーツ
  • 綿やコットン

などです。

ペットシーツや防水シーツは亡くなった後、体液や排泄物が出る場合がありますので、棺の中に敷いておきましょう。

また綿やコットンなども同じ理由ですが、体液が漏れている場合に、口や肛門に詰めておくものになります。

綿やコットンについては、必ず必要というものではありませんがあると便利です。

ペット葬儀の情報を集めて

ペット葬儀と言われても初めてのお別れだった場合、どこに頼んだらいいのか・どこに連絡をしたらいいのかわからないと慌ててしまいます。

そうならないためにもペット葬儀の情報を集めておくことが重要です。

まずはどこにお願いするのかという点です。

ペット葬儀を行えるのは、市役所などの自治体、ペット霊園、ペット葬儀業者、一部のお寺が代表的です。

うちの子のお葬式のように、移動火葬車を使用し、提携先のお寺で葬式ができたり、お寺に頼むと提携先の移動火葬車が火葬してくれるなど、さまざまです。

また、悪徳業者や雑な扱いをするところには絶対にお任せしたくないと思いますので、その会社・自治体などが丁寧なお見送りをしてくれるのかといった点も口コミや電話対応で確認しましょう。

家族・知人に経験者がいた場合、お話を聞くのも良いですし、インターネットを使って検索する場合には「ペット葬儀 〇〇(地名、地域など)」で検索すると近くのペット葬儀を行っているところが出てきます。

どんなお別れがしたいか話し合う

ペット葬儀には、いろんなお別れの仕方があります。

ペット葬儀には明確なルールはありませんので、基本的にはご家族様の希望に沿ったお別れを選んでいただいて構いません。

例えばお骨上げを家族でしたい、自宅で見送りたい、お寺でお葬式もしたい、など、それぞれご希望があると思いますので、事前に考えておけると、いざ問い合わせるとなった時にプランの相談がしやすかったり、要望を伝えると最適なプランを紹介してくれたりします。

ペット保険に加入している場合

ペット保険に加入している場合には加入や解約内容を確認しておきましょう。

また解約をする際に、火葬証明書が必要な場合がありますので、それも確認しておくと良いですね。

もし必要だった場合には、火葬業者に伝えておくとほとんどのペット葬儀業者が火葬証明書を発行してくれます。

ペットが犬の場合

別のブログにてご紹介しましたが、犬の場合は亡くなったときには届け出が必要です。

これは事前に準備することではないのですが、もしも亡くなった時にはこの届出も忘れないようにしましょう。

ペットの写真やおもちゃを整理しておく

今はスマートフォンなどで写真を撮る方が多いと思いますが、ペットの最期が近づいたなと思った時にはもちろんですが元気なうちから定期的に写真を印刷しておくとよいですね。

亡くなった時、だいたいは1~2日程度は火葬までにご自宅で安置します。

人で言う、お通夜のような時間がありますので、その際に印刷したお写真があると一緒に飾ったり、数枚であれば一緒に火葬できるところもあります。

また火葬後に手元供養をするときにも帰ってきた骨壺と一緒にお写真も飾れるので、普段から定期的に印刷しておくと思い出にもなってよいですね。

最後に

今回はもしもの時に備えた準備についてご紹介しました。

大好きな家族同然のペットの死を考えるのはとても辛いことです。

しかし少しでも準備をしておくと慌てないで済むのと同時に、心の準備をしておくことでペットロスの軽減にもつながります。

縁起でもないと怒る方もいらっしゃいますが、ペットとの最期のお別れを後悔せずにお見送りをするために必要な準備です。

そして何より今ある命を精一杯、愛情を込めてたくさん可愛がってあげてください。

亡くなってからでは遅いのです。後悔しないためにも今からたくさん愛を伝えましょう。

ご不明点等ございましたらお気軽にお問合せ下さい。

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