ペット葬儀よくある質問
目次
ペット葬儀のよくある疑問を解説
愛するペットとのお別れはきちんとお葬式を行いたいという方が多くなっています。
しかし、ペット葬儀について詳しく知っている方は多くないと思います。
そこで愛するペットの最期をしっかりと送り出せるように、ペット葬儀についてご紹介します。
ペット葬儀の流れ
一般的なペット葬儀の流れです。
①ペット葬儀会社に連絡
ペットの最期を看取ったら、まずはペット葬儀会社に連絡を入れます。
その後の段取りについては、基本的には全てお任せで大丈夫です。
なお、ペットが亡くなってから数時間経つと硬直が始まります。
そのため、なるべく早くきれいな姿勢に整えて安置しておいてあげることが大切です。
硬直が解けると体液が出てくる可能性があるため、下に新聞紙やペットシーツなどを敷いてあげるとよいでしょう。
②スタッフと打合せ
ペット葬儀会社のスタッフと打合せを行い、プランの説明・選定や火葬を行う日取りを決めます。
③ご納棺・お葬式
ペット葬儀会社がお花を届けたり、ご納棺したりします。
希望する場合はお葬式を行い、ペットと最期のお別れをします。
④ご出棺・火葬
訪問火葬の場合、所定の場所に到着次第、火葬が行われます。
ペットの大きさによって火葬時間は異なりますが、小動物であれば30~1時間程度、25㎏を超えるようなペットの場合は2~3時間程度かかります。
また、火葬自体が終わった後、冷却にも時間がかかるため、時間が気になる場合は事前に業者さんに問い合わせておきましょう。
⑤ご収骨・ご返骨
火葬が終了したら、ペットのお骨を骨壺に納めます。
その後はペット霊園の納骨堂や合祀墓(ごうしぼ)で供養してもらうか、自宅に持ち帰ります。
⑥ご供養
お葬式後の供養は、ペット霊園で四十九日法要を行ったり、自宅で仏壇を設けて行ったりします。
ペットに宗派はないため、特に決まりはありません。
なお、飼っていたペットが犬だった場合、自治体・役所に届け出る必要があります。
一般的にこのような流れになりますが、葬儀会社によってしてもらえるサービスがあったり、返骨はしていないというところもあるため、事前に確認しておくと良いでしょう。
ペット葬儀の種類
一言でペット葬儀といっても、さまざまな種類があります。
まずは、お葬式の種類やその場所を確認しましょう。
合同火葬
他のペットと一緒に火葬をする方法です。
合同火葬のため、お骨上げはなく、返骨はされません。
他の火葬方法より費用は安くなります。
一任個別火葬
人が行うような一般的なお葬式と同様に、個別で火葬を行います。
ただし、火葬・お骨上げには立ち会うことができず、葬儀場のスタッフが行います。
後日、お骨を受け取りに行くか、自宅で受け取る形になります。
きちんと送り出してあげたいけど、どうしても葬儀の時間が取れなかったり、忙しかったりする場合の形式です。
立会い個別火葬
人と同じように、ご出棺からお骨上げまでを行うオーソドックスな形式です。
飼い主さんが立会いのもと行うため、丁重にペットを弔うことができます。
一任個別火葬と比べても費用にさほど変わりないケースが多く、お骨上げも家族で出来ることが多いため、おすすめの方法です。
出張ペット火葬
移動火葬車という火葬炉を積載した専用車両が、ご自宅または指定された場所まで出向き、お葬式を行う形式です。
時間や場所的に難しい場合でも、思い出の場所でお葬式ができます。
ご家族に足が不自由な方がいる場合など、移動が制限される場合にも重宝されています。
なお、出張する分の費用はかかりますので、ほかのプランに比べると割高になることがあります。
ペット葬儀のマナー
ペットの葬儀にマナーはありませんので、喪服を着る必要はありません。
ただし、ペット霊園やお寺などで行う場合や友人・知人のペット葬儀に参列する場合は、黒を基調とした地味な服を着用するのが無難です。また、派手な服装や露出の多い服装はもちろん、動物の毛皮のついた服は避けましょう。
自宅での出張火葬であれば、特に周りの目もないため自由で構いません。
ペット葬儀に持っていくもの
おやつ、ごはん、おもちゃ
ペットと一緒に火葬してあげたい、生前好きだったものを準備しておきましょう。
ただし、お金、缶やビンなどは一緒に火葬することができません。
ペット葬儀によって多少違いがあるため、不安な場合は必ず問い合わせましょう。
また、おもちゃも金具のついたものや、ゴム製のおもちゃは一緒に入れられないことが多いので事前に確認しておきましょう。
ペットの写真
家族で一緒に撮った写真も、一緒に火葬してくれる場合があります。
また、遺影として必要なこともありますので、事前に確認しておきましょう。
飼い主さんの匂いのついたもの
飼い主さんが使ったハンカチ、靴下など燃えるものを一緒に持たせてあげましょう。
なお、ここに挙げたものがすべて必要というわけではありません。
後悔が残らないお別れをするにあたって、必要だと思うものを持参しましょう。
まとめ
ペット葬儀についてご紹介しましたが、ペット葬儀に堅苦しいマナーはありません。
大切なのはペットを思う気持ちです。
最愛のペットの最期をしっかりと送り出せるように、ペットにたくさんの感謝と伝え、後悔が残らない葬儀にしてあげてください。
「ありがとう」の気持ちを伝える
いっぱいの花送り
うちの子のお葬式は
大切なペットを後悔なく
感謝の気持ちを込めたセレモニーを行えるように
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