ペット葬儀会社の選び方
目次
お葬式はやり直しができない
ペットが亡くなった際、飼い主さんに多いのが、早く火葬をしなければ…と慌ててしまい、とにかくすぐに対応してくれる葬儀会社に頼むというパターンです。
できるだけ早く火葬をしてあげたいという飼い主さんの気持ちもとても理解できますが、焦って決めてしまい、嫌な思い出、悲しい最期のお別れになってしまってはいけません。
心を込めてお見送りができるよう葬儀会社はもちろん、内容も確認してから決められると良いですね。
ペットの葬儀会社を決める重要なポイントや注意点を解説します。
ペットが亡くなった時、まず何をしたらいい…?
魂が抜けたペットの体は、状態が変化していきます。
特に、夏の暑い時期はご遺体が痛みやすいため、注意が必要です。
亡くなって2~3時間ほどで死後硬直が始まります。
死後硬直が始まる前に、ペットの手足を胸に近づけるようにたたんであげてください。
濡れたタオルなどで体をきれいに拭いてブラッシングをします。
ペットのご遺体を安置するために、お棺か、ダンボール箱に納棺します。
お棺を安置する場所は、直射日光の当たらない室温の低い部屋がよいでしょう。
ご遺体から体液が漏れることもあるため、お棺の底には新聞紙やペットシーツを敷きます。
その上に保冷剤を並べ、バスタオルを敷き、ペットのご遺体を安置します。
腹部は特に傷みが早いため、保冷剤を多めに入れてください。
保冷剤が自宅にない場合は、凍ったペットボトルやロックアイスでも代用できます。
ドライアイスを購入することができればベストです。
どのようなお見送りをしたいのか
ペットの安置を終えたら、どのようなお葬式をするのかを家族で話し合って決めます。
ペットの火葬は、自治体でも受け付けています。
民間のペット葬儀会社より金額は安いものの、合同火葬なのでご遺骨が返ってきません。
手厚く見送りたいと考えるなら、民間のペット葬儀会社に依頼することをおすすめします。
ペットの葬儀会社では合同火葬のほか、ご家族がセレモニーや火葬の立ち会い、お骨上げなどを行なう個別火葬、自宅に訪問して火葬を行う移動火葬など、複数のプランがあります。
まずは、どのように見送りたいか、予算も含めて家族で話し合いましょう。
葬儀業者はどうやって探せばいいの…?
葬儀業者を探す方法として、家族・知人に聞いたりかかりつけの動物病院で聞いたりする方法もあります。
その他にもプランの内容、料金を見比べたり、自分たちに合った葬儀をしてくれる業者を探すのであれば、インターネットを使って調べるのが一番効率的です。
インターネットで探す際は、「ペット葬儀 〇〇(県名、地名)」で探すと近くの葬儀業者が出てきます。ご遺体の移動時間や飼い主さんの負担も考えると近くで自分たちに合う火葬業者が見つかるといいですね。
今はペットの同伴ができるセレモニーホールやお寺も増えてきていますので、お葬式にペット仲間やご家族を招きたい場合はそのような施設を利用するのも良いでしょう。
ペット葬儀会社を選ぶ3つのポイント
いざというときに失敗しないためにも、ペット葬儀会社を選ぶポイントをご紹介します。
そして、実際に選ぶ際には、1社だけを見て決めるのではなく、何社か候補を挙げて比較検討することをおすすめします。
1.葬儀プランや料金体系が明確か?
ペット葬儀会社を選ぶ際は、ホームページを見て葬儀プランや料金体系が明確なものかを確認しましょう。
例えば、火葬の方法別にプランを掲示し、さらにペットの体重や体長ごとの料金を掲載されていると、わかりやすく安心です 。
また、ホームページに会社概要(住所や連絡先、代表者の氏名など)が掲載されているかどうかも、併せて確認してください。
信頼できる葬儀会社のホームページには、これらの情報がきちんと掲載されています。
2.スタッフの電話対応はどうか?
ペット葬儀会社を選びの最も重要なポイントは、スタッフの電話対応です。
事前に現地を見学できないのであれば、電話で問い合わせをしてスタッフの対応を確認してみましょう。
料金について明確な説明があるか?質問に対してきちんと回答してくれるか?あなたの希望するプランがない場合に代替案を提供してくれるか?…といった点を基準に見極めます。
そして何よりも、あなたの気持ちに寄り添った親身な対応をしてくれるかが最も大切です。
問い合わせの時点で、スタッフに対して不信感を抱く場合は、別の葬儀会社を探しましょう。
3.日頃から情報収集をしておく
心情として、ペットが元気なうちは死亡時を想定した準備をする気にはなれないものです。
それでも、いざというときのために、付近にあるペット葬儀会社の存在は気にかけておくことをおすすめします。
例えば、通勤など日常の行動範囲内にペットの葬儀会社があるようなら、通りすがりに確認しておきましょう。
人の出入りや雰囲気など、外観から得られる情報は少なくありません。
また事前に心の準備ができているだけでペットロスになりずらいともされています。
ペットの死を想定し準備するのは辛いことですが、人の終活と同じように、何かあった時に…くらいで構いませんので少し心に留めておくと良いですね。
ペット葬儀でよくあるトラブルと注意点
最後に、ペットの葬儀でありがちなトラブル事例を紹介し、巻き込まれないために注意するポイントを解説します。
高額な費用を請求された
ペットの葬儀に関するトラブルのなかでも、よくあるのは費用に関するものです。
例えば、火葬の途中で事前の説明とは異なる金額を請求され
「払わないなら遺骨を返さない」と脅された
高額な仏具やオリジナルグッズの押し売りをされた
…といったトラブルがあります。
このようなトラブルを防ぐために以下の点に注意しましょう。
- ホームページで葬儀プランや料金をきちんと確認する
- 口頭のみのやりとりではなく、見積もりなどの書面を出してもらう
- 相談の時点で、明確に予算を伝える
事前に追加料金がかかることはないか確認したり、葬儀会社の口コミなどで確認することをおすすめします。
ご遺骨が返ってこない
料金トラブルに次いでよくあるのが、返骨に関するトラブルです。
葬儀会社のなかには、個別火葬と言いながら合同火葬を行い、違うペットの遺骨と混ぜて飼い主様に渡す悪徳業者もいます。
ただし、返骨に関するトラブルが起こるのは、悪徳業者だけが原因ではありません。
飼い主さんとペット葬儀会社の間で、認識がずれていたために起こることもあります。
火葬後の返骨を希望する場合は、その旨をペット葬儀会社に伝え、葬儀プランをしっかりと確認してから依頼しましょう。
ペットの葬儀会社を選ぶ際には、特に料金の明確さや火葬方法に注意を払う必要があります。
事前に現地を見学するのが理想ですが、無理な場合はインターネットで情報収集し、電話で問い合わせてスタッフの対応を見極めるとよいでしょう。
動物病院やペット仲間に、おすすめの葬儀会社を尋ねるのも一つの方法です。
万が一、希望する形でのお見送りができなかったとしても、四十九日や一周忌などに、あらためて法要の機会を設けることもできます 。
大切なのはペットを思うあなたの気持ちであることを忘れずに、心を込めて供養しましょう。
当社では明確な料金体系でペットちゃんに対しても、飼い主様に対しても誠心誠意心を込めて対応いたします。
ご相談やご不明な点等ございましたらお気軽にお問い合わせください。
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